パナソニックホールディングス子会社で電子部品を手がけるパナソニックインダストリーは20日、米国の第三者安全科学機関の認証取得に必要な検査で不正が発覚した影響で、自動車産業に関する国際規格の認証「IATF16949」が国内4工場で取り消されたと発表した。

 IATFは自動車産業の品質管理についての国際規格で、取り消しの対象は郡山工場、郡山西工場、四日市工場、南四日市工場の計4工場。自動車などに搭載する電子部品の材料を生産している。

 パナソニックインダストリーは自社内で検査を実施し「製品の安全性に問題はない」としている。取引先と協議した上で、出荷を続けるため、工場の操業は継続する。

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