JR大阪駅(奥)周辺の高層ビル群=2022年5月

 帝国データバンク大阪支社は、近畿の社長の平均年齢が過去最高を更新し、60・1歳となったと発表した。府県別では、和歌山が61・3歳で最高だった。企業の持続可能性の観点から、後継者を早めに選んで育成し、事業承継に取り組むことが課題となっている。  2023年12月時点の近畿企業約13万社の社長に関するデータを抽出し、集計した。22年と比べると0・2歳、1990年比では5・8歳、上昇した。近畿の府県別では、滋賀が59・6歳で最も若かった。大阪は59・7歳、兵庫は60・4歳、京都は60・5歳、奈良は60・6歳だった。  業種別では「不動産」が61・4歳で最も高く、「製造」が61・2歳。


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