インタビューに答える建築家の永山祐子さん(日本国際博覧会協会提供)

 2025年大阪・関西万博の大催事場(正式名称・EXPOホール)など4施設の愛称を応募作品から選んだ選考委員が、11日までにインタビューに応じた。建築家の永山祐子さんは「言葉の響きや海外からの目線を考えて選んだ」と説明。「次世代を担う子どもたちがわくわくできるような魅力的なイベントを開いてほしい」と期待を示した。

 人気グループ「EXILE」のメンバー、橘ケンチさんは「施設の図面を見て、愛称が適しているかどうかを意識した。読みやすさや聞きやすさも考えた」と指摘。橘さんは「大催事場の見た目はインパクトがあり、世界中の人が注目するはずだ。人々の心に届くイベントを少しでも増やしてほしい」と語った。

 日本文化を紹介するフランス人ユーチューバーのアマンディーヌさんは「子どもから大人、日本人にも外国人にも目の不自由な方にも、聞いただけで建物の形や雰囲気がイメージしやすい愛称を選んだ」と強調した。「偏見をなくし、前向きな影響を与えられるイベントを期待している」と話した。

インタビューに答える(左から)永山祐子さん、橘ケンチさん、アマンディーヌさん(日本国際博覧会協会提供)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。