15日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比06銭円高ドル安の1ドル=156円39~40銭。ユーロは39銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円14~21銭。
14日発表の米経済指標がインフレ圧力の根強さを示し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が後退するとの見方が改めて意識された。ドルを買って円を売る動きが先行した。米長期金利の低下で日米金利差が縮小するとの思惑からドル売りもあった。
市場では「米経済状況を見極めようと様子見姿勢がある」(外為ブローカー)との声があった。
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