島田電機製作所の名物「1000のボタン」などが体験できる

エレベーター用表示器を製造・販売する島田電機製作所(東京都八王子市)は14日、7月に「押す」をテーマにした一般向け施設「OSEBA(オセバ)」を開設すると発表した。エレベーターなどのボタン1000個以上を思う存分に押せる。ボタンを押したい衝動を解放できる遊びの場をつくるとともに、企業にも親しみを持ってもらう。

同社敷地内に開設し、事前予約制となる。料金は中学生以上が1000円、子供500円となる予定だ。30秒のボタン早押しチャレンジやデジタルアートで無数のボタンを映し出したミラールーム、同社のキャラクターグッズやボタン関連グッズが獲得できるクレーンゲームなど、大人から子供まで遊べる仕掛けを用意。「『押す』をテーマにした遊び空間は世界初」(同社)という。

「OSEBA(オセバ)」にはデジタルアートで無数のボタンを映し出したミラールームを用意

島田電機製作所では社内に取り付けた「1000のボタン」が話題となり、かねてから工場見学の予約が殺到。開催日が月に最大3日にとどまるため「当選確率は 1%」ともいわれていた。「オセバ」の開業で、より多くの人が体験できるようにする。

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