冷蔵庫内で保存しやすいよう自立するパウチ容器を採用した(手前が新製品)

牛乳販売のオブセ牛乳(長野県小布施町)はフルーツと合わせて食べるためのヨーグルトを15日に発売する。リンゴやモモなど長野県の果物と一緒に食べてもらうため、酸味を抑えた。同社にとって牛乳以外の自社製造商品は初という。国内の人口減などで牛乳の消費量が減る中、製品の多角化を進める。

「オブセヨーグルト」は1パック800グラム入りで、販売価格は890円前後を想定する。小布施町の道の駅や東京都にある長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」、オブセ牛乳の公式オンラインストアで売り出す。

フルーツの酸味を引き立たせるためヨーグルトとしては酸味を控えめにし、フルーツと絡めやすいよう、とろりとした食感にした。

生産量は1カ月に1000個ほどだが、製造機械を増やして生産能力を高めていく計画だ。2024年中をめどに飲むタイプのヨーグルトの発売も目指す。

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