グランディハウスが13日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比81%減の4億1600万円だった。物価上昇に伴う住宅価格の高騰で栃木県を中心とした地盤の北関東で新築住宅が伸び悩んだ。年間配当は前の期と同じ1株32円を維持する。

25年3月期は売上高が前期比5%増の540億円、純利益は同44%増の6億円を予想する。業績回復を見込むが、引き続き経営環境は厳しいと見て年間配当予想は据え置く。

25年3月期から3年間の中期経営計画も同日発表した。利益率が高い首都圏での受注増などにより最終の27年3月期に連結売上高630億円、純利益20億円を目標とする。

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