トレー上にビニールのような異物が混入していた

近鉄グループホールディングス(GHD)傘下で駅ナカの小売店などを運営する近鉄リテーリング(大阪市)は、販売する冷凍ギョーザに異物が混入していたとして自主回収すると発表した。原因は調査中で、現時点で健康被害は報告されていないという。

回収するのは、滋賀県近江八幡市の八洋食品滋賀工場で製造し、近鉄リテーリングが販売する「百楽GYO-ZA 牛豚餃子 39グラム6個入 要冷凍」(500円)。自社店舗や電子商取引(EC)サイトのほか、近鉄百貨店や近商ストア(大阪府松原市)の食品スーパーなどで、2023年11月24日から24年5月10日までに販売された844袋が対象となる。

近鉄リテーリングのホームページに10日、包装のトレー上にオレンジ色のビニールのような異物が混入していたと、購入客から申告があった。

問い合わせは近鉄リテーリングのレストラン事業部(06・6772・7608)。平日午前10時から午後6時まで。

近鉄リテーリングは4月にも、金平糖の商品が一部で茶色く変色していたとして、約1500個を自主回収している。ほかにも、大阪市内で運営するファミリーマート店舗で、消費期限が1日前に切れた洋菓子2個を販売していた。

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