建設用鋼材の北越メタルが10日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比54%減の4億6700万円だった。鉄スクラップなど原材料価格の高騰や電気代の上昇分を製品価格の転嫁で賄いきれなかった。製品の納入先の工事現場で、遅延が相次いだのも利益を押し下げた。売上高は3%増の318億円、営業利益は49%減の5億2800万円だった。
25年3月期の連結決算は純利益が前期比15%減の4億円、売上高は微増の320億円を見込む。
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