東京エレクトロンは生成AI向けの半導体製造装置が伸びる

東京エレクトロンは10日、2025年3月期の連結純利益が前期比22%増の4450億円になる見通しだと発表した。最終増益は2年ぶり。生成AI(人工知能)向けを中心に半導体製造装置の販売が回復する。

売上高は20%増の2兆2000億円、営業利益は28%増の5820億円を見込む。配当は年481円と前期から88円増やす。

同日発表した24年3月期の連結決算は、売上高が前の期比17%減の1兆8305億円、純利益が23%減の3639億円だった。半導体市況の低迷で顧客が製造装置への投資を抑えたことが響いた。

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