母の日に合わせ、駅名を一時変更した市川真間駅

京成電鉄は2024年も市川真間駅(千葉県市川市)を「市川ママ駅」に一時改称した。母の日の感謝に合わせて2019年から始め(20年は新型コロナウイルス禍で中止)、今回で5回目。駅名看板や表示などを付けかえピンク色のハートやカーネーションなどで彩っている。

母の日当日(24年は12日)には、着ぐるみのマスコット「京成パンダ」が登場したり、記念乗車券やグッズなどを販売したりする。

市川市「真間」は本来、付近の地名で普通電車しかとまらない小さな駅だが、イベントはかなり定着しており、コロナが5類に移行した23年は親子連れを中心に約1000人の来訪者があったという。

かつては公平のため父の日に合わせて「市川パパ」に一時改称するアイデアもあったというが、駅名の音が変わり耳の不自由な乗客らにまで影響してしまうためお蔵入りした。

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