米国と中国の国旗(AP=共同)

 【ワシントン共同】米商務省は9日、昨年2月の中国偵察気球の米本土飛来を支援したなどとして、中国の37社・団体を事実上の禁輸リストに追加した。商務省は気球の飛行に関し「米国の安全保障に反する行動だ」と非難した。

 米軍機が南部サウスカロライナ州沖で偵察気球を撃墜。両国関係は冷え込み、台湾海峡や南シナ海で中国軍艦が米軍艦に異常接近するなどの事例が相次いだ。37社・団体には、量子技術を向上させるために米製品を入手しようとしたとする企業も含めた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。