土木現場で測量をする三東工業社のエンジニア(2021年)

滋賀県が本拠の建設会社、三東工業社は9日、2024年6月期の連結純利益が前期比56%減の1億円になる見通しだと発表した。従来予想は2億円。資材価格や人件費などが高騰し工事の採算が悪化しているため。売上高は14%増の79億円と従来予想を4億円上回る。公共工事の受注増が売上高を押し上げる。

同日発表した23年7月〜24年3月期連結決算は純利益が前年同期比37%減の2億円で、売上高は6%増の58億円だった。

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