メルカリは9日、2024年6月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%減の120億円になりそうだと発表した。前期に金融子会社のメルペイで繰り延べ税金資産40億円を計上し、税金費用が減った反動が出る。
売上高にあたる売上収益は10%増の1900億円、日本基準の営業利益に近い「コア営業利益」は2%増の170億円になりそうだ。自前のクレジットカード保有者の購入額が増え、国内フリマの取引が堅調に推移することが寄与する。
同日発表した23年7月〜24年3月期連結決算は、売上収益が前年同期比10%増の1408億円、純利益が98%増の87億円だった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。