信越化学工業は、フォトレジストと呼ばれる半導体の回路をつくる際に使う素材を手がけています。

発表によりますと、群馬県伊勢崎市におよそ830億円を投じ、新工場を建設することを決めたということです。

2026年までの稼働開始を目指し、今後さらに投資を拡大させる検討も行うとしています。

日本国内では、半導体工場の新設や増強が相次ぎ、半導体の関連素材を手がけるメーカーの間でも国内の生産能力を増強する動きが活発になっています。

▽三菱ケミカルグループは、福岡県にある工場でフォトレジストの材料の生産を増強する検討を進めているほか
▽三井化学も、山口県にある工場で半導体の生産工程で使う部材の生産を増強する検討を進めていて
こうした動きは、さらに広がりそうです。

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